フィリピンで主流になる自家消費型太陽光とは?
皆さんこんにちは、日本国内やフィリピンで太陽光発電設備の設置・メンテナンスを行っている株式会社サステナです。
本日は最近フィリピンで(日本でも)活発になってきている自家消費型太陽光発電システムについて触れていきたいと思います。
特にフィリピンの工場等で働かれている方は自社の電気代削減に向けて、是非ご参考にしていただければ幸いです!
そもそも自家消費型太陽光発電システムとは?
そもそも、自家消費型太陽光発電システムとはどのようなシステムかご存知でしょうか?
既に聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、簡単に言ってしまえば自家消費型太陽光発電システムとは太陽光発電システムで作り出した電力を自社で使うシステムのことです。
これまでの日本でも主流だった売電型太陽光発電システムと異なり、電力系統を自社の必要な設備に繋ぎ合わせる等、電気工事に関わる詳しい技術が必要なシステムになります。
既にフィリピンに事業所や工場を持っている方は実感されていると思いますが、フィリピンは日本と比較すると物価に対する電気代が非常に高く、少しでも電気代を削減したいと考えている方が多いです。
そういった方々が取りくみ始めているのが自家消費型太陽光発電システムの導入です。
何故今フィリピンで自家消費型太陽光発電システムが求められているのか。
では、もう少し詳細に何故今自家消費型太陽光発電システムの導入が求められているのかを深堀していきます。
一番大きな理由は先にも挙げている電気代削減のメリットが大きいためです。
フィリピンは日本と比べて日照時間が長く、また日射角度も良いため、日本よりも発電効率が上がりやすい傾向にあります。

電気代が高い一方で、太陽光から得られるエネルギーが多いため、投資対効果が高くなりやすいことが分かります。
その他にも「太陽光パネルを屋根の上に置くことで太陽光をさえぎることが出来るので、建屋自体の温度が下がり、省エネ効果にも繋がっている」というようなお声を頂いたりしています。
そして今、これまで太陽光発電システムよりも地熱発電や水力発電が主流だったフィリピン政府が太陽光発電システムの導入に動き出そうとしているという点も大きな理由の一つです。
下記はフィリピン国内における各再エネの発電量ですが、太陽光発電システムが最近になって大きく伸びてきていることが分かると思います。

また、下記は前エネルギー長官であるAlfonso G. Cusi氏の声明です。
…that primarily calls for accelerated investments on renewable energy (RE), other clean energy sources as well as enforcement of innovations in technology deployments in projects.
参考:https://mb.com.ph/2022/05/13/cusi-prepares-work-plan-for-doe-successor/
「今後も再生可能エネルギーへの投資や技術展開によるイノベーションを進めていく」と述べており、積極的に再生可能エネルギーの導入を進めていこうという意欲が伺えます。
このように、実際のメリットという観点と政府の意向から、今後フィリピン国内で自家消費型太陽光発電システムの導入がこれまで以上に積極的に進んでいくことが分かります。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか。
今回は日本でも馴染みのある方が多いであろう自家消費型太陽光発電システムについてお話をさせていただきました。
株式会社サステナでは、世界で通用する日本品質での太陽光発電システムに関わる工事をフィリピン国内でも提供しています!
フィリピンで自家消費型太陽光発電システムの導入を検討している方や太陽光発電システム設置事業を請け負う建設会社の方は是非サステナにご相談ください。