フィリピン太陽光発電コラム

【施工事例】補強工事も一括で!商業施設の屋根上自家消費型太陽光の施工事例

皆様こんにちは、株式会社サステナです。

さて今回の記事では、前回ご好評を頂いておりましたお客様の施工事例についてご紹介していきたいと思います。

フィリピンで太陽光発電システム設置事業を請け負う建設会社の方や、投資先として太陽光発電事業を検討している方も、普段サステナがどのような工事やご提案をしているのかご覧頂けますと幸いです。

 


フィリピンミンダナオ(Mindanao)での太陽光発電システム導入事例

今回はフィリピンのミンダナオという場所で施工された太陽光発電システムについてご紹介していきます。
今回のお客様は、フィリピン国内で多店舗展開をしている商業施設様で、ミンダナオだけでなく、ビサヤやルソンにも商業施設を持っている大企業です。
今回の案件では、約270kWpの容量の太陽光発電システムを施設の屋根上に自家消費型モデルとして導入致しました


太陽光発電システムの導入によりお客様が期待していたこと・抱えていた課題

こちらの案件でお客様が最も困っていたことは屋根の耐荷重と発注の手間に関わる問題でした。
元々スペースとして余っていた屋根を使いたいというご意向はあったものの、太陽光発電システムを導入しようにも既存の屋根ではシステムの重さに耐え切れず、屋根が崩落してしまう恐れがありました

※参考 左図:台風で崩落した屋根 右図:台風後も大きな問題がなく稼働していた屋根

また、耐荷重を増やすための補強工事も検討していたものの、分離発注をする手間や営業中の店舗を如何に止めずに進めることが出来るかという問題等があり、中々導入を進めることが出来ていませんでした。


サステナからお客様に行ったご提案

そこで弊社からは屋根の補強工事から太陽光発電システムの設置までの一括請け負いと、店舗の通常営業をしながら進められる方法を提案しました。

今回のお客様が感じていた通り、分離発注はとても手間ではありますが、フィリピンの建屋は日本と比較すると脆いものが多く、そのまま設置することは非常に大きなリスクを伴います。

※弊社の過去のコラム記事「フィリピンに進出している製造業者必見!高騰するフィリピンの電気代とその削減方法!」も併せてご覧ください。


普段は問題なく稼働をしていても、台風が来ると屋根からパネルが飛ばされてしまう、という話も頻繁に耳にします。

※弊社の過去のコラム記事「フィリピンの自然災害と太陽光発電」も併せてご覧ください。


サステナではこれまでも同様に屋根の補強をしたうえでパネルを設置しなければならない方がいらっしゃったため、屋根の補強工事から太陽光発電システムの設置までを一貫して対応できるようになっていました。

また、店舗の営業を邪魔しないということも大切な要素の一つだと考えています。
特に店舗のような商業施設では、1日1日の売上がとても大切ですので、少しでも通常営業に負荷がかからない方法をご提案させていただきました。


施工後お客様から頂いたご感想

上記のようなご提案をしたところ、お客様からは「一社に一括で発注して管理できることが非常に楽でありがたい」というようなお言葉を頂きました。
また、工事の方もやや難しい工事はあったものの「トラブルなくスムーズに完工できたことが嬉しい」というお言葉も頂き、非常に満足していただけました。


まとめ

以上が今回ご紹介する事例となりますが、いかがでしたでしょうか?

今回の事例のポイントをまとめさせていただくと、下記のようになります。
フィリピンの建屋は補強工事が必要な場合が多い。手間だからと補強工事をせずに太陽光発電システムの設置を進めるのではなく、一括発注できるところに任せるのが一番リスクを抑えられ、楽に進めることが出来る。
営業時間も考慮して進めることが大切。出来る限り自社の営業を停めずに進めていく方法を考えることも必要。

フィリピンで太陽光発電システム設置事業を請け負う建設会社の方や、投資先として太陽光発電事業を検討している方は是非サステナにご相談ください。

サステナではフィリピンに進出している事業者の方や投資家の方向けに、定期的にフィリピンの電力事情や太陽光発電設備への投資メリットについてお伝えしています。

 

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