フィリピン太陽光発電コラム

【施工事例】○○的に進めることが大切!太陽光発電システムの導入事例をご紹介

皆様こんにちは、株式会社サステナです。
2021年12月から始めたフィリピン太陽光発電コラムも、少しずつご覧頂いている方やお問合せを頂ける方が増えてきております。
フィリピンの太陽光発電を始めとした電力事情について、今後も引き続き皆様のためになる情報をお届けして参りたいと思いますので、引き続き宜しくお願い致します。

さて、そのような中で本日は、実際にフィリピンで太陽光発電システムの工事を行わせていただいた方の事例をご紹介したいと思います。
フィリピンで太陽光発電事業を検討している方も、普段サステナがどのような工事やご提案をしているのかご覧頂けますと幸いです。

 


フィリピンバタンガス(Batangas)での太陽光発電システム導入事例

今回はフィリピンのバタンガス(Batangas)という都市での太陽光発電システム導入事例についてご紹介していきたいと思います。
施主様は従業員数約5,000名を抱える日系企業におけるフィリピンの関連会社様です。
グループ全体として、産業用設備に関わる設計や建設、メンテナンス等を行っている会社様です。
こちらのご依頼案件は、400kWを超える規模の太陽光発電システムで、2019年の春に施工致しました


太陽光発電システムの導入によりお客様が期待していたこと・抱えていた課題

今回の事例でお客様が最も期待していたことは節電対策でした。
お客様は産業用設備に関わる製造も行っていたのですが、電気代を削減するために太陽光発電システムを導入したいと考えていました
※ちなみに、フィリピンではFIT制度が無いため、工場を持っているお客様が太陽光発電システムを導入する際は、自家消費型にして消費電力を押さえるという目的が多いです。

しかし、当然製造業の会社様ですので、その先のお客様の需要により生産量が増減し、電気のデマンドも変化します
この増減が読みづらく、いきなり大規模に太陽光発電システムを導入をすることに不安を感じていらっしゃいました


サステナからお客様に行ったご提案

※なお、今回は鋼製折板屋根の上に太陽光発電システムを設置するご依頼を頂きました

そこで、私たちからは段階的な太陽光発電システムの導入をご提案させていただきました
いきなり太陽光発電システムを導入してしまうと、お客様が不安を抱えていた通り、オーバースペックになってしまい、削減効果以上の費用がかかる可能性もあります。
そのため、一気に屋根全体に設置するのではなく、1期工事、2期工事(増設)と段階的に発電容量を増やすことで効果測定をしながら導入を進めることで、お客様に最も費用対効果が高いご提案になると考えました。


ご提案に対してお客様から頂いたお声

太陽光発電システムを段階的に導入するご提案をしたところ、お客様からも「中長期の予測が困難な状況の中で、設備投資額の負担が減り、予定も組みやすくなるのでとてもありがたい!」というお声を頂きました。


施工後にお客様から頂いたご感想

段階的に太陽光発電システムを導入していくという方向性が決まったことで施工のご依頼を頂き、その後無事、一期も二期も施工が完了しました。
施工後のご感想をお客様に伺ったところ「電気使用量が目に見えて減った」というお声を頂きました。
太陽光発電によるデマンド削減に繋がったのはもちろんですが、「日射が強いフィリピンで太陽光発電パネルが日射を防ぐ役割を果たしてくれ、空調負荷が下がった」ことも要因だというお話を頂きました。
目に見えて表れた効果に大変ご満足いただきまして、第三期の工事もご検討いただくことになりました。


まとめ

以上が今回ご紹介する事例となりますが、いかがでしたでしょうか?

今回の事例のポイントをまとめさせていただくと、下記のようになります。
①太陽光発電システムを導入する際、段階的に導入することで最も高いコストパフォーマンスを得られる可能性が高くなる
②日射が強いフィリピンでは太陽光発電システム自体の発電効率も高いが、空調負荷の削減という副次的効果も得やすい

フィリピンで事業を行っている方・事業をご検討中の方は、是非サステナにご相談ください。

サステナではフィリピンに進出している事業者の方や投資家の方向けに、定期的にフィリピンの電力事情や太陽光発電設備への投資メリットについてお伝えしています。

 

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